いわき経済同友会

明日の経営に繋がるアイディアが溢れています。
The Society for Economic Activation of IWAKI CITY
お問い合わせ

健康が一番!Healthニュース

2013.05.12

第2回 『熱中症』

page_23_080724_073319

熱中症について

熱中症とは、暑熱障害の一症状ですが、一般的には高温環境下で生じる暑熱障害を総称して熱中症といっています。

種類 原因・特徴など 症状 救急処置
熱失神 皮皮膚血管の拡張によって循環不全となり、脳の虚血(酸素が十分に供給されない状態)を引き起こすことにより生じます。 顔面蒼白、全身の脱力感、めまい、失神など 涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分を補給すれば通常は回復します。足を高くし、手足を末梢から中心部に向けてマッサージするのも有効です。吐き気やおう吐などで水分補給ができない場合には病院に運び、点滴を受ける必要があります。
熱疲憊
(ねつひへい)
大量に発汗して著しい脱水状態になることにより生じます。 脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気など
熱けいれん 大量に汗をかき、水だけを摂取して血液中の塩分濃度が低下した時に生じます。 足、腕、腹部の筋肉の疼痛、けいれんなど 生理食塩水(0.9%)を補給すれば通常は回復します。
熱射病
(熱中症)
異常な体温上昇(時には40℃以上)によって中枢神経障害をきたした状態をいいます。 頭痛、めまい、嘔吐などの症状から運動障害、錯乱、昏睡に至る 死の危険のある緊急事態です。救急車を要請して病院へ搬送して下さい。

熱射病(熱中症)は暑熱障害の中で最も重症であり、死亡する危険性が非常に高い症状です。ただし、暑熱障害の原因と症状は密接に関連しあっているため、軽い症状であっても、処置しないで放置しておくと、急速に重症へと進んでしまいます。言動がおかしかったり、応答が鈍かったり、意識が無い等の重度の場合は、救急車を要請し病院へ一刻も早く搬送する必要があります。

熱中症の予防

page156-02

夏に暑い屋外に出るときには、熱を発散させるために薄着をして、直射日光を避けるために必ず帽子は着用しましょう。

のどが渇くというのは水分が不足しているサインです。こまめに冷たいスポーツ飲料または一つまみの塩を加えたお茶などを補給しましょう。
暑い季節にスポーツをする場合には、スポーツを開始する前にも水分を補給しておくことが大切です。よく、「後のビールをおいしくするために」と言って水分を補給せずにゴルフなどをしている人がいますが、非常に危険なことですのでやめましょう。
風邪や二日酔いの時には熱中症になりやすくなります。
高齢者や、こども、肥満、心臓疾患や糖尿病の人、利尿薬を服用している人なども、熱中症になりやすいので特に注意が必要です。

 

水分補給方法

日頃から水分を多めにとることによって、暑さによるストレスに強くなります。

日常時の水分補給 ~ 水分を摂ることを「習慣」にする!
タイミング 就寝と起床時、入浴の前中後、食事に付け加えるなど
飲む量 150~200ml程度(約コップ一杯)
飲物の温度 どのようなものでも可
飲物の組成 どのようなものでも可

飲み物の種類は、なんでもかまわないものと思います。カロリーや、カフェインなどに注意をすれば良いでしょう。(コーヒーやお茶系のものはカフェインが含まれていますので、就寝前に飲むことは避けたほうが良いです)  コーヒー、お酒には脱水作用があります。特にお酒の場合、アルコールによる抗利尿ホルモンの抑制作用によって、尿の排泄の回数が多くなります。よって、体から水分が失われ脱水傾向となってしまいます。コーヒー、お酒を飲むときには、いつも以上の水分摂取を心がけてください。  ミネラルウォーターについては、日本の水は軟水のため、硬水のもの(ヨーロッパのものに多い)は飲みすぎると、お腹をこわす場合がありますので注意してください。

運動時の水分補給の目安 ~ 「乾いたな」と思う前に飲む
タイミング 運動前 運動直前(30分前くらい)
運動中 20分前後(15~30分)毎
運動後 直後から食事での食べ物も含め就寝前までに
飲む量 運動前 250~500ml程度を数回に分けて
運動中 1回に、一口~200ml程度まで
運動後 体重減少分を補える量を分けて
飲物の温度 常温、5~15℃に冷やしたもの
飲物の組成 運動中 塩分濃度0.1~0.2%、糖度3~5%
注意 : 自分にあった飲み方、物、温度などをみつけて行うようにしましょう。

page156-03おすすめは、スポーツドリンクを半分に薄めたものが目安に、自分の好み加減で薄めたものです。 炭酸や、甘すぎるもの、カロリーゼロ飲料などは勧めません。また、人工甘味料を多く使用したものに注意が必要です。多量に摂取するとお腹がゆるくなる(下痢など)などの症状がでるものがあり、運動時には多量に飲むことが考えられるため避けたほうが良いでしょう。

情報提供:アルパインビジネスサービス株式会社(略称:ABS)