いわき経済同友会

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2023年度 いわき経済同友会 基本・活動方針

Ⅰ.基本方針
2022年になり世界的にはオミクロン株が猛威を振るいましたが、コロナ感染者数もある程度落ち着きを見せ、行動規制やマスクの着用の規制もなくなりました。
しかし、ロシア・ウクライナ戦争の長期化や核使用の懸念も出てきております。また、中国と台湾の問題、インフレやエネルギー問題など、私たちが対峙する問題はあげればきりがありません。
日本ではこうした世界的問題に加え、少子高齢化や円安など大きな問題を抱えております。
更には、安倍元首相の銃撃事件に端を発した、旧統一教会問題が毎日報道されており政界にも広がりを見せております。
13年前に起きた東日本大震災、加えて4年前に突 如として感染が広がった新型コロナウイルスによる世界的なパンデミック、円安、エネルギーや原材料の高騰などは、日本経済、特にはいわきを含む地域経済に対して深刻な影響を与えています。
そのような中、我々いわき経済同友会は、地域経済に活力を与えられるように、地域内で仕事やお金を循環させる地域経済構造の構築、スマートシティーやスポーツを取り入れたまちづくりを念頭に置き、地域にあるさまざまな資源を活用した地域活性化策を考えてまいります。
また、SDGs、脱炭素、カーボンニュートラル社会を志向する今、再生可能エネルギー、水素、核融合などの新たなエネルギー政策の研究も避けては通れません。
会員企業向けにはIT・デジタル技術、DXについても積極的に学びを深め、各社の事業に取り入れていけるようにしたいと思っております。
更には、いわきFCのスタジアム問題、浪江に建設が予定されている福島国際研究教育機構(F- REI)との連携、e-kagakuサイエンスラボへの協力などいわきを取り巻く新たなテーマが山積しております。
いわき経済同友会はこれらの問題解決にも挑戦していきたいと思っております。
最後に我々はいわき経済同友会は、会の理念・三つの目的に基づき、異業種交流を通して、これからの新たな時代に対応した新しい技術を駆使し、あたらしい生活様式に沿った元気な地域社会(まち)づくり、また、ウイズコロナ時代においても社会の環境変化に適応し進歩発展できる強い経済圏や企業そしてそれを支える人財づくりを目指していきたいと考えております。
Ⅱ 活動方針
1 グループ会方針
昨年に引き続き4グループで構成し各グループ会にはアフターコロナ時代を生き抜くための施策、循環型地域経済構造の構築、エネルギー環境問題、人手不足に対応するためのIT・DXの社内定着、または、いわきの特性を生かしたまちづくりに注力してまいります。
また、各グループ会は年1回例会を企画担当する事とします。

●第一グループ会(宮野由美子グループ長):小松副代表
(アフターコロナ時に対応できる経営者のスキルアップを目指すグループ会)

●第二グループ会(太田丈人グループ長):小沼副代表
(地域を元気に!地元経済を活性化させる施策考えるグループ会)

●第三グループ会(田村慎太郎グループ長):田村副代表
(ITや新エネルギーなどの最新技術を幅広く学ぶグループ会)

●第四グループ会(遠藤弘道グループ長):鈴木副代表
(スマートシティー・スポーツ・温泉・人口減少を含めた、いわきの特性・歴史・伝統・文化を生かしたまちづくりの研究から新たなビジネスモデルを探るグループ会)

2 研究会方針
今年度も研究会は一つとし、大きな意味で活力あるいわきを創る施策を研究し提言を行う。また、必要に応じ、活気に満ち溢れたいわき経済同友会活動を行うために話し合い幹事会へ提言を行う。

●中長期戦略研究会:(田子英彦会長)
アフターコロナ時代に対応しながらの、いわきが抱える問題点を自由に話し合い、いわき発展のビジョンを示し提言を行う。
(循環型経済、人口減少社会への対応、環境・エネルギー政策、人手不足対策、特性にマッチしたまちづくりなど)

3 委員会方針
会員と会のコミュニケーションを良くする為に、 4委員会を設置しそれぞれの役割の中で活動してい きます。

●企画総務委員会(山崎建見委員長):鈴木担当副代表
・幹事会は基本的に、ズームをやめ会場にて対面で行う
・年に数回、幹事全員参加を目指した幹事会の実施。
・年に数回完全ズームによる幹事会の実施。
・会の総務事項、幹事会、ZOOM会議運営。事務局と連携し、外部との様々な連携事業の窓口を担当する。JC懇談会など
●IT情報委員会(松崎貴弘委員委):小沼担当副代表
・IT、リモートを駆使し、ユーチューブやZOOMによる情報共有の機会を積極的に会員に提供する場をつくる。(会員企業情報・その他タイムリーな情報)
 また、従来通りのFMを活用した会員企業PRや SNSを利用し、いわき経済同友会の活動を内外に発信。マスコミ懇談会等の企画・マスコミ挨拶など
●例会委員会(波田野委員長):田子担当副代表
コロナの状況も勘案しながらリアルとリモートを 適時に使い分けながら安全で有意義な例会を開催する。また、例会を通して最先端の情報を会員に届けるとともに、テーマによっては、地域の他団体・行政の方々にも発信できる例会を企画する。
創立記念公開講演会や市長をお呼びしての例会を企画する。
●会員交流・増強委員会(米倉委員長):田村担当副代表
・会員増強の必要性を再認識し、会員150人態勢を実現すべく各月の勧誘人数・活動内容目標を明確にし、年度中の達成を目指すとともに、スリープ会員に対してのフォローも行う。また、会員間の親睦を深めるための会員交流事業を企画担当する。
・特に会員増強に関しては、現在会員のいない業種へのアプローチ! 会計事務所など!

4 視察研修方針
コロナ感染者の状況・視察研修先の環境などを含 め、条件が整えば実施したいと思います。テーマと すれば、今年度方針に沿ったエネルギー・環境問題、循環型経済について、または、いわきの特性を生か したまちづくりなどを含め検討したいと思います。

5 対外活動
行政や様々な団体と交流・連携を図り、地域力強化をはかります。